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高井鴻山「妖怪図」
「鴻山 木石図印」朱文
風腥古洞
畔燐飛古
洞中洞主首何
去神頭
畔燐飛古
洞中洞主首何
去神頭
鬼面翁
鴻山散人士順「高井/健印」白文印
「士順」朱文印
鴻山散人士順「高井/健印」白文印
「士順」朱文印
風腥古洞畔 風は腥し 古洞の畔
燐飛古洞中 燐は飛ぶ 古洞の中
洞主首何去 洞主 何に首ってか去る
神頭鬼面翁 神頭鬼面の翁よ
鴻山散人士順
燐飛古洞中 燐は飛ぶ 古洞の中
洞主首何去 洞主 何に首ってか去る
神頭鬼面翁 神頭鬼面の翁よ
鴻山散人士順
〔訳文〕
腥い風が吹き抜ける、古びた洞窟のかたわら
鬼火が飛び交う、 古びた洞窟の中
洞窟の主人は一体どこへ行ったのだ
魔物の翁よ
腥い風が吹き抜ける、古びた洞窟のかたわら
鬼火が飛び交う、 古びた洞窟の中
洞窟の主人は一体どこへ行ったのだ
魔物の翁よ
作家について
高井鴻山 (たかい こうざん)
(文化3年/1806年〜明治16年/1883年)
長野の豪農、高井家の十一代目。 儒者。
北斎の弟子となり、化け物の画を能くした画人として 知られる。
長野高井郡小布施の人。本姓は市村、名は健。俗称三九郎。字は士順。
詩型は五言古詩。押韻は上平声一東韻。